● ＲｏｕｔｅＤｉｆｆ 〜 Cisco の show ip route をソート／比較しよう ● Ver.0.50 2007/11/16 岡田重徳 ● 概要 show ip route で表示されるルーティングテーブルは、順番がバラバラで とても見にくいです。なのでソートしましょう。 テスト・移行の前後でルーティングの変化を調べたい時には、もっと大変。 なので差分を簡単に調べられるようにしてみました。 このプログラムは Microsoft の VisualBasic V6.0(SP6) で作りました。 このプログラムの著作権は岡田が保有しますが、このプログラムによって 発生した損害などについて、岡田は一切の責任を負わないものとします。 いわゆる「フリーソフト」と同じ扱いとさせていただきます。 ● 履歴 Ver.0.30以前 詳細は忘却の彼方… Ver.0.31 2002/03/04 ある程度実用に耐える程度になった Ver.0.40 2007/06/08 コマンドラインからの起動に対応 Ver.0.40A 2007/06/14 拡張子の指定を ini ファイルに保存 Ver.0.41 2007/11/13 BGP ルートの時刻情報の扱いを修正 Ver.0.42 2007/11/14 ☆ Ｔ谷さんリクエスト → ini に保存する情報を増やした Ver.0.50 2007/11/16 Equal Cost Multi Path の判断ルーチンを作成 0 〜 7 bit Mask をうまく扱えないバグの修正 show ip ospf database と show ip bgp がソー ト結果に混入するのを防止 ヘルプに内容が入った ☆ 田中さん情報による → 比較時にマルチパスの一部が欠落するバグ を修正 ☆ Ｈ田さんリクエスト → 画面表示サイズの拡張に対応 ● 使い方 ソート／比較したいログを、RouteDiff にドロップして、ボタンを押すだ けです。オプションで、ソートの順番や、不要な情報の削除を指定できま す。 ソート／比較したログは、指定した拡張子のファイル名で出力されます。 偶然、元ファイルと同じ拡張子を指定していた場合は上書きされてしまい ますので注意してください。 拡張子や一時ファイル保存の設定は、RouteDiff を起動し、指定します。 変更は自動的に保存され、次回起動時（コマンドラインからの起動した場 合も含む）にも有効になります。 ※ ファイル名重複チェックをしていませんので、間違えて同じファイル 名を指定してしまった場合、ファイルの上書きをします。 なお、デフォルトの拡張子は .srt と .dif ですが、特別な意味はなくて 単に Sort と Difference の略です。.dif は Excel に関連付けされてい る拡張子のようで、偶然ですが Excel でテキスト表示できます。 変な拡張子を指定したくない場合は .diff.txt のような二重拡張子にす る手もあります。ファイル名重複の危険が少なく、メモ帳でも開けます。 ● バグ情報 広く公開するのは Ver.0.50 からになりますので、0.50 以降の情報を随 時お知らせいたします。もし不具合を発見されましたら、ぜひ私までご連 絡をお願いいたします。 なお、一部で「RouterDiff」と呼んでいる方がいらっしゃるようですが、 正しくは「RouteDiff」です。ルートの比較はしますが、ルータの比較は できませんので、よろしくお願いします(^_^; ● 感謝 Ver.0.3x 時代からのご愛用者で、Ver.0.4x → 0.50 へ大幅改善する元と なる情報を提供していただきました 田中紀之 さんには大変感謝しており ます。 また、日頃から応援していただいている Ｓ村さん Ｔ谷さん Ｔ内さん 他 愉快な仲間たちにもお礼を申し上げます。 ● 連絡先 shigenori.okada@nifty.com http://homepage3.nifty.com/CSS/ [eof]