● ＮＥＣ２Ｃｉｓｃｏ 〜 NEC IX Router を RouteDiff で比較しよう ●

	Ver.0.20  2020/04/12 岡田重徳

● 概要
	NEC の IX Route の show ip route は、フォーマットが Cisco のログと
	似ています。そこで、ちょっとログを加工すれば RouteDiff で比較がで
	きるのではないかと思い、この変換ツールを作りました。
	このプログラムは Microsoft の VisualBasic V6.0(SP6) で作りました。

	「今ドキ VB6 ？」と思うでしょうが、以前に作成した BSDelete という
	ソフトをベースに、文字の処理内容だけを変更して作成しています。そも
	そもが RouteDiff といっしょに使う前提のため、一番ラクな方法で…

	このプログラムの著作権は岡田が保有しますが、このプログラムによって
	発生した損害などについて、岡田は一切の責任を負わないものとします。
	いわゆる「フリーソフト」と同じ扱いとさせていただきます。

	以下の２種類の加工をします。
	・ルーティングテーブルの行内で、インターフェース情報と時刻情報の位
	　置を入れ替えます。
	・マルチパスの２行目以降の行に、１行目にある AD 値やメトリックの情
	　報を複製します。
	これにより、ほぼ Cisco のルーティングテーブルと同じフォーマットに
	なり、RouteDiff でソートや比較ができるようになります。

● 履歴
	Ver.0.10  2020/02/01  初版
	Ver.0.20  2020/04/12  Virtualインターフェースの判断が抜けてたので
	                      追加

● 使い方
	変換したいログを、NEC2Cisco のアイコンにドロップするだけです。

	変換したログは、指定した拡張子のファイル名で出力されます。
	偶然、元ファイルと同じ拡張子を指定していた場合は上書きされてしまい
	ますので注意してください。

	このプログラムを全面的に信用していただける場合は、上書き設定をする
	と、別ファイルの出力をしないで直接元ファイルを書き換えます。

	拡張子や上書きの設定は、NEC2Cisco を起動し、指定します。
	変更は自動的に保存され、次回起動時（アイコンにログをドロップした場
	合も含む）にも有効になります。

	※  信用できない場合や、特に重要なログファイルに対しては、上書き設
	    定をしないでください。

	※  ファイル名重複チェックをしていませんので、間違えて同じファイル
	    名を指定してしまった場合、ファイルの上書きをします。

● バグ情報
	初版の Ver.0.10 は、手元にある数ファイルのみで動作確認をしているの
	で、想定していないフォーマットやルーティングテーブル以外の行で誤動
	作をする可能性が残っています。
	うまく変換（比較）できないログやルーティングテーブルがありましたら
	ご一報いただけると嬉しいです。

● 連絡先
	shigenori.okada@nifty.com
	http://css.music.coocan.jp/ （URL が nifty.com から変わりました）

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